現在ではタイヤと言えばゴム製です。 しかし昔は木や金属で作ったタイヤがあり、それが普通でした。
馬車の時代、タイヤ(車輪)は木製や金属製のものが多く使われていました。 なので地面からの衝撃はほぼすべて車体に伝わっていました。 1800年代の中頃、金属製の車輪の周りを板状のゴムで巻いただけのソリッドタイヤが生まれます。 この頃はまだ空気は入っていませんでした。 1800年代の終わり頃になると、空気入りのタイヤが普及します。
伸縮性があるので、路面のデコボコによる衝撃をある程度吸収してくれます。(空気が入っていることでさらに衝撃を吸収します) そして空気や水を通しにくいので、タイヤに入っている空気が抜けにくく、雨や雪などの水が中に入りにくいという点でも適しています。 また摩擦が大きく滑りにくいので、エンジンによる加速やブレーキによる減速が適切に行なえます。